政治的なテロか。個人的恨みか。埼玉と東京で元厚生事務次官らが連続して殺傷された事件は、手口や現場に残された足跡などから同一犯との見方が強い。「年金」などを軸とした政治テロであれば何らかのメッセージが発せられておかしくないが、犯人は沈黙。かといって被害者側に恨まれる理由は見当たらない。
産経新聞 http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081122/crm0811221108009-n1.htm
御用新聞の悲哀が込められた文面です。これで部数激減とか言っちゃてるんだもんな〜。そりゃあんた、ANYから弾かれますがな。弾かれた大手は産経と毎日(変態)だけ。ちなみに部数だけなら産経より中日新聞のほうが多い。国民にそっぽを向けてる新聞を買うわけないじゃないか。先日、うちに産経販売店の方(拡張団ではない)が営業にみえたけど、丁重にお断りしたのは正解でした。実のところ新聞みたいな旧態メディアにお金を出すつもりはないんだけどね(笑)。
事件自体は実に痛ましい。動機が何であるにせよ、他にやりようがあったのではなかろうか。最後の手段に訴える前にもっと熟慮する余地はなかったのだろうか。同時に最後の手段に踏み切った人の気持を慮ることも必要だ。厚生省の失政で多くのご老人方や生活困窮者が出ていることをマスコミは一切無視している。なぜ事件と失政をつ関連づけて記事を書かないのか。年金を破綻させた張本人が、豪邸をかまえて生涯賃金が8億円であることを合わせて報じるべきではないのか。産経に限らず他紙にも同様に闇から目を背ける傾向が認められる。あたかも劇場型犯罪を物量報道でもって無理矢理にプロデュースするかのごとしである。各社が談合しているかどうかは知らないけど、きっと故意に書かないのだ。長年日本のマスコミを観察しているので、それくらいは想像できる。もうお前ら使えないわ。個人ブログのほうが縛りなしで本音を書いてくれてるから参考になる。新聞は天気予報とスポーツのスコアだけ掲載してなさい。つーか、その程度なら印刷せずとも携帯で十分ですね、サーセン。
年金問題に怒った人が容疑者とは限らない。国籍法改正のニュースを脇へ押しやるために仕組まれた事件という可能性もある(実際に見事に押しやられた。国民の大半は衆議院通過の事実を知らないだろう)。現時点では様々な可能性を考慮すべきだ。素人でも分かるこの程度の理屈が、なぜ新聞記者に分からないのだろうか。なんてことはなく、本当は分かってますよね。都合が悪いんですよね。誰の都合が悪いんですか?って話になるわけだが。原因を特定しないと被害を無くすことはできない。誰にでも分かる理屈だ。容疑者を逮捕したとしても、原因を放置しておけば解決には至らない。バブル後の失われた10年と同じく、またもや見て見ぬふりをするのか。当時、マスコミがバブル後の長引く不況が「ヤクザ・リセッション」であることを正しく報道していれば、10年が5年に短縮されたかもしれないのだ。また目を背けて同じ過ちを繰り返すのか。この体たらくで赤字とか売り上げ減少とか言ってるんだから、あきれるしかない。いや、苦笑するしかないね。
ネットでよく言われるところの「世直し」であるが、犯人にそのような意図があったかどうかは分からない。声明もなし、逮捕もされていないので何も分からない(それなのに新聞はあたかも・・・以下省略)。大切なことは、犯人の意図についてより「世直し」と解釈する人が少なからずいることではなかろうか。蓄積される不満から目を逸らしてミスリードを続けることに何の意味があるのか。といって、逆におもねる必要もない。求められているのはニュートラルな立場からの報道だ。日本のマスコミはジャーナリストではない、と前々から思っている。一連の報道を見ていて、以前からの思いを強くするばかりだ。ジャーナリストではない人たちにジャーナリストとしての振る舞いを求めるほうに無理があるということか。だが、本人たちがジャーナリストだと強弁しているのだから、ジャーナリストとしての振る舞いを求めることは無理強いではなかろう。
余談ですが、亡くなった元次官氏は「ノーパンしゃぶしゃぶ」接待疑惑で名前を取りざたされた方らしい。おにぎりを食べられずに餓死する国民がいる一方で、ノーパンしゃぶしゃぶとはいい気なもんだぜ。
さらに余談ですが、新聞社はエラそうなことを書く前に業界にはびこる「押し紙問題」に真正面から向き合うべきだ。「押し紙問題」を放置して他人を批判するなどおこがましいというものである。やれやれ。