海水を淡水化する技術は日本が世界一らしい。海水から淡水を得るには主に2つの方法がある。1つは日本が得意とする「逆浸透法」で、もう1つは「蒸発法」である。後者は読んで字のごとしで海水を蒸発させる蒸留のこと。簡単だが得ようとする水の量に応じてエネルギーも必要とされる。場所によっては得られる水が高価になってしまう可能性もある。NYの原油投機遊びに飲料水が左右されるのはぞっとしない話だ。前者はフィルターを使い濾過する方法である。仕組みは簡単だけど、この超微細フィルターを作るのが難しい。日本が世界シェア7割を占めるのは、フィルターの開発に成功したからだ。海水に圧力をかけると、フィルターに穿たれた電子顕微鏡でやっと見えるくらい微細な穴から水分子が押し出されるわけだ。もっぱらアラブで使われることが多いが、日本でも離島などでプラントが建設されている。近い将来、水資源を巡る国際紛争が懸念される。水戦争が勃発するおそれもある。アメリカ中西部の穀倉地帯では、従来利用していた地下水が枯渇しつつある。今後、日本の淡水化技術が世界的に注目されることになるだろう。ちゅーことで株を仕込むならここだぜ。