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イタリアの流通業界団体は11日、犯罪組織に関する報告書を公表し、マフィアが年間に約1300億ユーロ(約15兆8600億円)の売上高を上げているとの推計を明らかにした。手元に残る利益は700億ユーロ(約8兆5400億円)に上るとみられ、地元メディアは「マフィアがイタリア最大のビジネス」と伝えた。
イタリア南部を根城にするマフィア。商圏はイタリアのみならず欧州・周辺地域にまで及ぶ。街角のレストランからスナフムービーまで「裏の」商社と表現しても過言ではないくらい活動は幅広い。ご存じの通りイタリアの役人はお金と脅しで十重二十重に絡め取られているので、イタリア内部からのマフィア撲滅は難しいだろう。放置されているからこその約1300億ユーロなわけだ(笑)。ごくたまに立ち向かう勇敢な法曹関係者(検事・裁判官)が登場するが、最終的にマフィアに暗殺されてしまう。イタリアの歴史を「暗殺」という観点から見ると、古代ローマから連綿とつづく「伝統的」な活動であることに気がつくはずだ。困ったものです。やれやれ。
漫画・アニメ「GUNSLINGER GIRL(ガンスリ)」では、マフィアの牛耳る南部と経済の発達した北部のシリアスな対立が描かれている。経済的に優位にある北部は連邦制への移行を主張して、自分たちの税金が未発達な南部に注がれることを「声高に」拒んでいる。「声高」な活動の1つが五共和国派(パダーニャ)と呼ばれる過激な極右組織である。彼らを鎮圧するために創設された政府の秘密対テロ機関が「社会福祉公社」だ。公社に所属する義体と呼ばれる少女と彼女たちの担当官の活躍と人間くさい葛藤の日々を描くのが「ガンスリ」である。